正座できない!を予防する足くびストレッチ

正座・・・みなさんはできますか?

最近は冠婚葬祭であっても正座をする機会はあまり多くないように感じます。

中には整形外科で正座はひざに良くないと言われてやっていない、という方もいらっしゃると思います。

とはいえ、和室が完全になくなっているわけではないので、年に数回は正座ができなくて困ったという経験もあるかと思います。

そこで今回は、普段はしない正座がいつの間にかできなくなってしまわないように、予防するストレッチをお伝えしたいと思います。

年に何回かは正座がツラいって思うことがあるわ。

ということは、年に何回かは正座する機会があるんだね。

そうね。腰が痛いときには正座の方が楽なことがあるよ。

そんなこともあるんだね・・・。

目次

正座しないとカタくなる関節

正座とは、その文字の通りしい姿勢でることで、日本人の伝統的な生活文化の一形態とされています。

海外の映像を見ていても、あぐらで座っている民族はいても正座で座っている民族は見かけたことがありません。

最近の日本でも、ひざに負担がかかるということで冠婚葬祭であっても正座を強要される機会は減っています。

しかし、

関節は1日に数回
最後まで動かさないとカタくなる

といった性質があります。

つまり、正座をしなければカタくなってしまう関節があります。それが足くびです。

ひざはカタくならないの!?

ひざもカタくなってしまいそうですが、ひざはしゃがみ込んだり、脚を抱えるなどの運動で日常的に最後まで曲げている方も多いと思います。

しかし、足くびを正座をするときのように強制的に下に向けることは日常生活ではありません。

そのため、足くびを動かす方向の中でも、特に下に向ける方向はカタくなりやすく、カタくなってしまうといつの間にか正座ができなくなってしまいます。

たしかに、下に伸ばすことはないわ。

知られていない足くびの前側ストレッチ

足くびのストレッチとして、アキレス腱伸ばしのような足くびの後側を伸ばすはストレッチはよく知られており、学生時代からよくやっていたと思います。

それに対して、足くびの前側を伸ばすストレッチといえば、手で足先を持って足くびを回したり、運動前につま先を地面に立てて足くびを回す程度であり、あまり知られていないように感じます。

そして、足くびを回す運動では足くびの前側を伸ばすには不十分であり、足くびを柔らかくするには至らないのです。

そこで今回は、足くびの前側がカタくならないように予防するストレッチをお伝えしたいと思います。

正座なんてしない!という方であっても、ウォーキングで地面を蹴るときには必要となる関節の可動域なので、是非やってみてください。

ウォーキングにも良いならやってみようかな!

足くびの前側ストレッチ

今回ご紹介するストレッチは、前脛骨筋(ぜんけいこつきん)という足の前側を通っている筋肉のストレッチです。

この筋肉がカタくなると正座ができなくなってしまいます

この筋肉は、すねの外側から足くびの前を通って土踏まず辺りについている筋肉で、つま先を上げる働きがあります。

前脛骨筋

つま先を上げる筋肉なので、ストレッチする場合にはつま先を下げます。

今回のストレッチはひざを曲げる必要がありますので、最後までひざを曲げたくない場合には太ももの下にクッションや座布団を挟むと良いです。

ひざに痛みがある場合にはやらないでください!

どのようなストレッチも一回30秒以上は伸ばすようにしてください。

まとめ

今回は、いつの間にか正座ができなくなってしまわないように予防する前脛骨筋のストレッチをお伝えしました。

踵の向きに注意して、30秒以上ストレッチしてみてください。

また、今回のストレッチはひざを曲げるストレッチになりますので、ひざに痛みのある場合にはやらないようにしてください。

普段はひざに負担をかけないためにしない正座であっても、年数回のいざという時のためにストレッチは続けていきましょう!

これでいつでも正座できるようになるわね!

足くびが和らかくなっても、正座はひざが痛くないときにしようね!

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