意外とそのまま!高さを変えたほうが良いモノNo.1

リハビリコラム
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何となくカラダに負担をかけているだろうなぁ・・・と、思っていてもそのままにしてしまっているモノってありませんか?

そのままにしていると・・・「立ち上がるときにひざが痛い・・・」「ずーーーっと座ってると腰が痛い・・・」などなど、こういった話はリハビリに通われている患者さんからもよくお聞きします。

そのままにしてしまっているモノとは・・・

イスです!

たとえ一度の立ち上がり動作では痛みがなかったとしても、繰り返し行っていることで徐々にカラダに負担をかけてしまっている、ということはよくあります。

そして、同じカラダの部位に同じ負担が繰り返しかかってしまっていると、いつの日か痛みが出てきてしまいます。

そこで今回は、生活の中で高さを変えたほうが良いモノNo.1!”イス”についてお伝えしたいと思います。

最近、手を使わないとイスから立ち上がれないの・・・。

足の筋力が落ちたのかな?手を使えばひざへの負担は減らせてるはずだよ。

やっぱり、筋力をつけないとダメなのね。

ある程度は筋力も必要だけど、イスの高さを変えてみたらどうかな?

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なぜイスの高さで負担が変わる?

なぜ、イスの高さによってカラダへの負担が変わるのでしょうか?

その謎を解くキーワードはこの2つです。

  • 重心
  • 可動域

む、むずかしい話・・・?

低いイスと高いイスで立ち上がることを想像してみてください。

どう考えても低いイスからの立ち上がりの方が辛そうですよね。

イスからの立ち上がりはロコモティブシンドローム(ロコモ)のチェックとしても使われています。

この辛さの根本的な原因は重心の移動量にあります。

立ち上がるためには座っているときに低くなっている重心立っているときの重心の高さにまで動かさなくてはなりません。

人間の重心はおへそ辺りにあるとされています。

試しに低いイスに座ってみましょう。

立っているときと比べて、おへその位置が低くなったのではないでしょうか?

このように、イスが低ければ低いほど動き始めの重心の位置は低くなるので、立ち上がるために重心を動かす距離は長くなり、重心を動かす距離が長くなると必要となるエネルギーも大きくなります。

そして、もう一つの辛さの原因は関節の可動域にあります。

イスが低いと股関節を極端に曲げなくてはなりません。

股関節を極端に曲げると、股関節がカタい方であれば腰を痛めることもあるかもしれません。

立ち上がるためには極端に関節を曲げたところから股関節やひざをしっかりと伸ばす必要があるので、必要となるエネルギーも大きくなります。

もちろん、必要となるエネルギーが大きければ、カラダにかかる負担も大きくなってしまいます。

重心と関節を極端に曲げることがカラダに負担をかけるのね!

しかし、イスの高さを高くすることができれば立ち上がるときの重心の移動量や関節の可動域も小さくなり、座っているときの腰への影響も少なくて済みます。

一日に何十回も負担のかかる立ち上がりをしているよりも、負担のかかりにくい立ち上がりをしている方がカラダに負担はかからないはずですよね。

一日に何回もやる動作なら、辛い動作よりも軽い動作の方が良いってことね!

意外と残ってる浴室の低いイス

生活をしているだけでも一日に30回は立ち上がり動作を行うと言われており、お仕事によっては一日に60回を超えることさえあると言われています。

普段からひざに痛みを感じている方であれば、立ち上がる回数が多ければ多いほどひざにかかる負担は大きくなり、ひざがどんどん悪くなってしまいます。

しかし、そうはいっても生活の中で立ち上がる回数を極端に減らすことはできません。

だから、イスの高さを変えるのです。

イスを高さを高くすることができれば、重心の移動量を短くすることができます。

そうすれば、ひざにかかる負担も減らすことができます。

また、高さを変えたほうが良いイスはダイニングやリビングのイスだけではありません。

みなさんのご家庭の浴室のイスは低いものではありませんか?

特に洗面器を中心に使っているご家庭の浴室イスは低いことが多いです。

洗面器を使っている場合にはイスが高くなりすぎてしまうと前かがみになり過ぎてしまうことがあるため、イスは低めになっています。

しかし、最近は洗面器を使わずにシャワーを使用しているご家庭も多くなっています。

シャワーであれば前かがみになる必要はないので、イスの高さを高いものに変えてしまいましょう。

うちもシャワーを使ってるから、高いイスで問題ないよ。

イスの低さが起こす腰痛

イスの高さを変えたほうが良いのは、立ち上がりのときのひざにかかる負担を減らしたいからだけではありません。

イスを高くすると、座っているときにも良いことがあります。

イスが低ければ低いほど、股関節は曲がることになります。

股関節が曲がれば曲がるほど、骨盤が後ろに倒れて腰が引っ張られるようになります。

そして、腰が引っ張られる時間が長ければ長いほど腰痛になってしまいます。

しかし、イスをの高さを高くすることができれば腰の引っ張りが少なくなるため、腰痛の予防にもなるのです。

少し前ではバランスボールに座ってデスクワークをしたり、最近ではスタンディングワークと呼ばれる立ったままデスクワークをすることも推奨されてきています。

バランスボールに座っていれば、常に重心が安定しないため、常に同じ筋肉に負担がかかることを避けることができ、腰痛を予防することができます。

スタンディングワークでも、常に重心が変わらないということはありませんし、猫背になることは少ないとされています。

腰を反り過ぎてしまうと腰痛になってしまうこともあるので、デスクの高さ調整は重要です。

常にスタンディングワークというのも大変なので、1時間のうち10数分から始めてみても良いかもしれません。

スタンディングワークって立ったまま仕事するんだ!

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まとめ

今回は、生活の中で高さを変えたほうが良いモノNo.1!の”イス”についてお伝えしました。

一日に何十回も立ち座りするイスの高さは、重心の移動量が少なく、極端に関節を曲げる必要のない高さの高いイスが良いです。

イスを変えるだけでも毎日のひざにかかる負担を減らすことができるので、ひざ痛の予防になります。

毎日、繰り返す動作はできるだけ軽くなるようにしておくことが重要ですね。

とにかく、高さの低いイスには座らない方がよいのね!

そうだね!まずは家の中のイスの高さを見直してみよう!

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