次のステップへの挑戦で選ばれるセラピストになろう!

これから仕事の幅を拡げていくために、これまで僕がチャレンジしてきたことについてご紹介します。みなさんが今後のステップアップを考える参考になれば嬉しいです。

チャレンジを始めたきっかけ

理学療法士になって早10数年。毎日の臨床業務の他に、学会発表論文投稿、セラピスト向けの講演活動をしてきました。しかし、いつからか「この業務時間外の時間を使ってやっている活動って、患者さんのためになってる?」と疑問に思うようになりました。もちろん、これらの活動は巡り巡って患者さんのためになるとは思います。でも、僕はもっと直接的な方法で患者さんのためにできることがしたいと思うようになっていきました。そんなときに出会ったのがこの本です。

「僕たちは地味な起業で食っていく」

この本には、

  • 派手な起業ではなくて、地味な起業なら誰でも始められるよ。
  • ほんの少しでも誰かより先に進んでいることであれば提供していいんだよ。
  • 考えることに時間を使うより、まずはやってみてから考えよう。
  • 自分の技術に対する適正価値についてしっかり考えよう。
  • 企業が副業解禁となった経緯とその後の社会の変化について。
  • WEBマーケティングの仕組みについて。 などなど

目からウロコでした。もっと早く知りたかったです。今まで手技の勉強しかしていなかったので、かなりの衝撃を受けました。世の中の仕組みをこんなにも知らなかったのかと。この本を読んだことをきっかけに、気になったことはとりあえず何でもチャレンジしてみることにしました。

そもそも副業ってやっていいの?

新しいチャレンジとして、まず考えたのが副業です。たとえ技術があったとしても開業して失敗したというセラピストの話はよく聞くので、とりあえず開業は考えませんでした。理学療法士は基本的に真面目な方が多く、営業活動は苦手なことが開業失敗の原因だと思います。

2018年は「副業元年」と呼ばれています。日本政府が制定した働き方改革法案によって、多くの企業が副業を解禁したためです。

企業が副業を解禁するメリットは、

  • 優秀な人材の流出を防ぐことができる
  • 教育費や研修費をかけずに社員の能力が向上する
  • 新しいノウハウや新しい人脈により事業が拡大する
  • 採用時に差別化され企業のイメージアップにつながる

これを病院に置き換えても同様のメリットが考えられます。しかし、僕が企業から病院に転職した時にも強く感じたことですが、医療業界は閉じられた業界であり、古い習慣や考えが今でも根強く残ってしまっています。これにより医療業種の副業が制限されてしまっています。

  • 優秀な人材の流出を防ぐことができる→転職のきっかけとなり流出する
  • 教育費や研修費をかけずに社員の能力が向上する→施設内で高めれば良い
  • 新しいノウハウや新しい人脈により事業が拡大する→本業をしっかりやれば良い
  • 採用時に差別化され企業のイメージアップにつながる→病院には関係ない

こんな風に考えている病院がほとんどです。特に社会や他者に貢献する業種であるため、”お金稼ぎ”に対してのイメージがかなり悪いです。生活に支障のない給料を払っているのだから、わざわざ業務時間外に外部で働き、本業に支障をきたすな!というわけですね。

職員が副業解禁で得られるメリットは、

  • 副収入が得られて生活が安定する
  • 本業では得られないスキル獲得により本業での評価もアップする
  • 少ないリスクで転職や起業にチャレンジできる

ですが、たいていの病院では、

  • 副収入が得られて生活が安定する→生活に支障のない給料を払っている
  • 本業では得られないスキル獲得により本業での評価もアップする→他のスキルは必要ない
  • 少ないリスクで転職や起業にチャレンジできる→人材の流出に加担している

となるわけです。しかし、年収ランキングサイトを見ると医療職で十分な収入を得ているのは医師や看護師くらいであり、理学療法士の平均年収は400万円前後と言われています。また、医療職は元々専門職であるため、副業により本業で得られないスキルの獲得が難しく、病院としても本業以外のスキル獲得を望んでいません。また、職員の転職や起業による人材の流出はさらに望んでいません。そのため、現在においても副業が解禁されている病院はほとんど聞いたことがありません。

理学療法士は副業できないのか?

理学療法士も副業はできます!副業自体はお勤め先の就業規則次第になります。実際に一部のクリニックでは副業を認めているところもありますし、最近では大病院であっても副業解禁の流れがあります。求人を見ても、”副業可”を売りにしているクリニックもあります。

ただし、副業とはいっても理学療法士として自費診療を行うことは認められていません。理学療法は医師の指示の元に行わなければなりません。ここでいう副業は

to be continued…

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ハイスピードプラン

無料のマーケティングツール紹介

LINE公式アカウント(設定レベル:★★★☆☆)

大企業も利用しているツールですが、じつは誰でも無料でアカウントを作成できます。LINE自体は患者さんや利用者さんにとっても生活の中で使い慣れているので、抗感なく利用してもらえます。セラピストにとって便利な機能は、登録者との1対1のコミュニケーションクーポン券の発行スタンプカードの発行ベントのお知らせです。

使用するためには、

①LINE公式アカウントの開設

②基本情報の登録

③あいさつメッセージと応答メッセージの設定

④アカウントを公開する

の設定が最低限必要となります。

参考:【公式】LINE公式アカウントの作り方|開設の設定と運用方法 (linebiz.com)