自分で行うストレッチ。普段から健康に気をつけている方であれば習慣的に行っている方もいらっしゃると思います。
テレビや書籍、YouTubeなどでは様々なストレッチが紹介されていますが、よく見かける一般的なストレッチは比較的簡単にできる代わりに、いくつかの筋肉をまとめて伸ばす方法となっているため、
一つの筋肉を狙って伸ばすことには向いていません。
もし、カタくなっている筋肉を狙ってストレッチすることができれば、より効果的にカラダをやわらかくすることができます。
そこで、ここでは一般的なストレッチではなく、一つの筋肉を狙ってストレッチする方法について少しずつお伝えしていきます。
※痛みのある場合にはストレッチを行わないでください!

たしかに、よく紹介されているストレッチをやっても、伸びてないって思う時があるよ。

それは、いろんな筋肉をいっぺんに伸ばそうとしているからだね。

でも、こんなに筋肉の名前でストレッチを紹介されても、どれをやれば良いか分からないんだけど…。

大丈夫!こんな症状には〇〇筋と〇〇筋のストレッチをしましょう!って伝えていくからね!
下半身のストレッチ
股関節の筋肉
股関節回りの筋肉がカタくなってしまうとあぐらをかけなくなったり、足を組めなくなるだけではなく、歩き方まで変わってしまうなど、カラダに悪影響が起きてしまいます。
股関節の前側の筋肉
腸腰筋-ちょうようきん-

カタくなると脚を後ろに伸ばせなくなり、ウォーキングによる腰痛の原因にもなります。
股関節の内側の筋肉
長内転筋-ちょうないてんきん-

カタくなると脚を開けなくなり、あぐらをかけなくなります。
大内転筋-だいないてんきん-

カタくなると脚を開けなくなり、あぐらをかけなくなります。
薄筋-はっきん-

カタくなると脚を開けなくなり、ひざの内側に痛みを出すことがあります。
股関節の外側の筋肉
中殿筋-ちゅうでんきん-

カタくなると脚を閉じられなくなり、脚を組めなくなります。
大腿筋膜張筋-だいたいきんまくちょうきん-12/19UP!

カタくなると脚を閉じられなくなり、脚を組めなくなります。
股関節の後側の筋肉
大殿筋-だいでんきん-

カタくなると脚を持ち上げられなくなったり、腰痛の原因にもなります。
ひざ関節の筋肉
ひざ関節回りの筋肉がカタくなってしまうと正座ができなくなったり、ひざを伸ばせなくなるだけではなく、ひざに痛みを出す原因になってしまうなど、カラダに悪影響が起きてしまいます。
ひざ関節の前側の筋肉
大腿直筋-だいたいちょっきん-

カタくなると、ひざを曲げられなくなり正座ができなくなってしまいます。
ひざ関節の後側の筋肉
半腱様筋-はんけんようきん-

カタくなると、ひざを伸ばせなくなり、手のひらを床につけなくなってしまいます。
大腿二頭筋-だいたいにとうきん-

カタくなると、ひざを伸ばせなくなり、手のひらを床につけなくなってしまいます。
膝窩筋-しつかきん-

カタくなると、最後までひざを曲げ伸ばしできなくなってしまいます。
足くびの筋肉
足くびの筋肉がカタくなってしまうと正座ができなくなったり、歩くときに地面を蹴りにくくなったり、そして足を攣りやすくなってしまうなど、カラダに悪影響が起きてしまいます。
足くびの前側の筋肉
前脛骨筋-ぜんけいこつきん-

カタくなるとつま先を下ろせなくなり、足くびがカタい状態でしゃがみ込んだり、長い時間歩いてしまうと張ってしまう筋肉です
長母趾伸筋-ちょうぼししんきん-

カタくなると親指を曲げられなくなり、歩くときや走るときに地面を蹴りづらくなります。
長趾伸筋-ちょうししんきん-

カタくなると親指以外の指を曲げられなくなり、伸びをするときなどに足の裏を攣りやすくなります。
足くびの後側の筋肉
長母趾屈筋-ちょうぼしくっきん-

カタくなると、足首もカタくなり、踏み込みがしにくくなります。
長趾屈筋-ちょうしくっきん-

カタくなると、つま先を上げられなくなり、つまずきやすくなります。
ヒラメ筋-ひらめきん-

カタくなると、足先を上げられなくなり、つまずきやすくなります。
腓腹筋-ひふくきん-

カタくなると、足の裏やふくらはぎを攣(つ)ってしまいます。